砂の器
■僕と砂丘との出会い
僕が鳥取砂丘に始めていったのは今から25年前の夏、1982年。
当時高校生だった僕は、少ない旅費を手に国鉄久留米駅から各駅停車に乗ったのを今でも覚えている。当時は写真家植田正治さんに憧れ、絶対に砂丘に行かなければと言う衝動に駆られていた。純粋な行動で撮影した砂丘の画像は今も僕の中で、『まほろば』という記録の一部で息づいている。
あれから月日が流れ再度訪れたのは昨年2006年5月。砂丘に着いたとき感じた凄い事は、砂丘に着いたとたんどこに何があるのかが・・・つまり25年前がそこにあったのだ。しかし、その反面今と昔の写真を比べると砂丘が痩せてることにも気づいた。
砂丘は今・・・瀕死の状態になっているのかもしれない。だからこそ記録として、昔の自分を残すためにも昨年はもう一度砂丘を訪れた。
・・・・・・それが『砂の器』
僕のhistoryです・・・・・
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