京都市内にダムがある

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京都でダムと言えば「天ヶ瀬ダム」なのだが、実は京都市内の中にもダムがあるんです。京都市内にわざわざ作っているからには当然ながら水力発電が目的だそうだ。

関西電力夷川発電所

ダムといっても、そんなに大掛かりなものではないのですが、建設当時から現在でも現役で稼働中です。そのダムというのは「夷川ダム」で水力発電所は「関西電力夷川発電所」です。京都市内なので、こちらも当然の如く琵琶湖疎水を利用しています。ダムがあるのは「冷泉通り」沿いの鴨東運河。平安神宮の西側の方です。第一琵琶湖疎水が完成したのち、京都市内では近代化がどんどん進んで、それにつれ電力需要もうなぎ上りに増加します。そこで明治45年(1912年)第二琵琶湖疎水を建設し、大正3年から「夷川発電所」の運転を開始しています。現在は関西電力の発電所です。

ガイドブックに載らない京都

こないだたまたま通って気がついたのですが・・・💦

現在、疎水は水が止まってるので貯水が少ないですね。

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shigemi otsu

1965年福岡県生まれ。中学時代から写真に興味をもちはじめ初めてカメラを手にする。高校生のときには植田正治に憧れて鳥取砂丘などを撮影し「まほろば」として現在も作品としている。1980年エンジニアとして旭硝...

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